皆さん、こんにちは!
沖縄県の新車・中古車の市況を紐解くにあたり、りゅうぎん総合研究所が公開する「県内の景気動向」は大変参考になります。現時点で確報が出ている2020年8月の概況に関し、以下にまとめました。
尚、引用部分の太字は本エントリー作成の比嘉による強調となります。
社外アドバイザー 比嘉正也
本土では、新型コロナウイルスの影響で新車の生産台数の減少から、中古車市場が盛り上がっていますが(参考記事)、沖縄では新型コロナウイルス以前から新車の販売台数は減少傾向にあった点が興味深いです。
2020年8月概況
8月の県内景気をみると、消費関連では、百貨店は県独自の緊急事態宣言発令による影響などで前年を下回り、スーパーは衣料品や住居関連は消費マインドの低下などにより減少したことから前年を下回った。
県内の景気動向(2020年8月分) 概況(2020 年8月)
新車販売台数:11 カ月連続で減少
新車販売台数は 3,347 台となり、前年同月比 14.9%減と 11 カ月連続で前年を下回った。自家用車需要が回復基調となったが、新型コロナウイルスの影響によりレンタカー需要は低下、乗用車は普通・小型・軽のすべてで減少し、前年を下回った。
県内の景気動向(2020年8月分) (3)新車販売台数
中古自動車販売台数(登録ベース):3カ月連続で増加
中古自動車販売台数(普通自動車及び軽自動車の合計、登録ベース)は1万 9,362 台で前年同月比 3.7%増と、3カ月連続で前年を上回った。
県内の景気動向(2020年8月分) (4)中古自動車販売台数(登録ベース)
(参考)